LINEスタンプを間違えてプレゼント！取消・キャンセル・返金の方法を状況別に解説

LINEを使っていて、「うっかり違う友だちにスタンプをプレゼントしてしまった。」
「本当は別のスタンプを贈りたかったのに、間違えて購入してしまった。」
そんな経験、ありませんか？

操作ミスに気づいた瞬間、焦って「取り消しはできるの？」「使ったコインは返金される？」と不安になりますよね。
特に、相手が上司やあまり親しくない人だった場合、どう説明すれば良いか悩んでしまうものです。

この記事では、LINEスタンプを間違えてプレゼントしてしまった時のために、2025年最新の情報を基にした具体的な対処法を状況別に詳しく解説していきます。

送信する前、送信してしまった後、そして相手への伝え方まで、この記事を読めば万が一の時も冷静に対応できるようになります。

焦らず、まずは今の状況を把握し適切な行動を取りましょう。

状況別！LINEスタンププレゼントの取消・キャンセル方法

【送信前】購入確認画面なら100%キャンセルできる！

LINEスタンプのプレゼントでミスを防げる最後のチャンスが、「購入確認画面」です。
この段階であれば、100%確実にキャンセルすることができます。

スタンプを選び、「プレゼントする」ボタンをタップすると、「プレゼントを購入しますか？」という最終確認のポップアップが表示されます。
もし、贈る相手やスタンプの種類を間違えていることにここで気づいたなら、迷わず「キャンセル」を選択してください。
「キャンセル」を押せば、コインが消費されることは一切なく、前の画面に戻ることができます。

逆に言えば、この画面で「OK」や「購入する」をタップしてしまうと、後戻りはできなくなります。
プレゼントを贈る際は、この最終確認画面で一呼吸おいて、相手と内容をしっかり確認する癖をつけるのがおすすめです。

【送信後】相手が受け取る前でも取り消しは不可能

残念ながら、一度プレゼントしてしまったスタンプは、相手がまだ受け取っていない状態であっても取り消すことはできません。
「プレゼントする」をタップし、購入を確定させた時点で、あなたの操作は完了してしまいます。

トーク画面には「スタンプをプレゼントしました」というメッセージが表示されますが、このメッセージ自体を長押しして「送信取消」機能を適用することは可能です。

しかし、これはあくまでトーク画面上のメッセージが消えるだけで、プレゼントしたという事実そのものが取り消されるわけではありません。

相手のLINEアカウントには、すでにプレゼントが届いたという通知が行ってしまっています。
そのため、メッセージを消しても、相手の「プレゼントボックス」にはスタンプが届いた状態のまま残るのです。

このように、送信後のキャンセルは原則として不可能だと覚えておきましょう。

送信後にできること｜返金リクエストと重複時の対応

ダメ元で試す価値あり？LINE運営への返金リクエスト方法

前述の通り、一度購入したスタンプの返金は、LINEの利用規約上、原則として認められていません。

しかし、どうしても納得がいかない場合や、何らかのシステム的な不具合が疑われる場合には、「ダメ元」で運営に問い合わせてみるという選択肢があります。

過度な期待は禁物ですが、行動しないよりは良いかもしれません。
問い合わせは、LINEのヘルプセンター内にある「問題報告フォーム」から行います。

サービスは「LINE」、カテゴリは「スタンプ・絵文字・着せかえ」などを選択し、詳細記入欄に、いつ、誰に、どのスタンプを、どのように間違えてしまったのかを具体的に、そして丁寧に記述することが重要です。

ただ、「操作を誤った」という自己都合の理由では、返金が認められる可能性は極めて低いと言えるでしょう。
あくまで最終手段の一つとして、心に留めておく程度が良いかもしれません。

相手がすでに同じスタンプを持っていたら？→自動でコインが返還される

間違えてプレゼントしてしまった時、唯一とも言える安心なケースがあります。
それは、相手がすでに同じスタンプを持っていた場合です。
この場合、あなたの心配は不要です。

LINEのシステムが自動的に重複を検知し、「（相手の名前）はこのスタンプを持っているためプレゼントできませんでした」といった内容の通知を返してくれます。
もちろん、プレゼントは実行されていないため、購入に使用しようとしたLINEコインが消費されることもありません。
コインは自動的にあなたの元へと返還されます。

このプロセスにおいて、あなたが何か特別な手続きをする必要は一切ありません。
相手に通知が行くこともなく、何事もなかったかのように元の状態に戻ります。

これは、LINEのプレゼント機能における、ユーザーに優しい仕様の一つと言えるでしょう。

【事前対策】相手がスタンプを持っているか確認する方法

そもそも、プレゼントする前に相手がそのスタンプをすでに持っているかどうかを確認する方法があります。
このひと手間をかけることで、「すでに持っているスタンプを贈ろうとしてしまった」という事態をスマートに回避できます。

やり方はとても簡単です。
まず、スタンプショップで贈りたいスタンプを選び、「プレゼントする」ボタンをタップします。
次に、友だちを選択する画面が表示されます。

この画面で、もし相手がそのスタンプをすでに所有している場合、友だちの名前の横にチェックボックスが表示されず、選択できないようになっています。

または、グレーアウトして押せないようになっていることもあります。
この仕様を知っておけば、相手が持っているスタンプを贈ってしまうミスを100%防ぐことができます。

プレゼント選びの際には、ぜひこの確認ステップを実践してみてください。

【気まずさ解消】間違えて送ってしまった相手への上手な伝え方（例文つき）

パターン１：親しい友人や家族の場合

相手が親しい友人や家族であれば、気まずさはそれほどないかもしれません。
変に取り繕うよりも、正直に、そして少しユーモアを交えて伝えるのが一番です。

正直に話すことで、かえって話のネタになり、笑い話として終われることも多いでしょう。

大切なのは、すぐにメッセージを送って状況を説明することです。
何も言わないと、相手も「どういう意図だろう？」と不思議に思ってしまうかもしれません。
以下に、そのまま使える例文をいくつか紹介します。

【例文】
「ごめん！〇〇（別の人）に送るつもりが、間違えて押しちゃった！もしよかったら、このスタンプ使ってね！」
「あ、操作ミス（笑）気にしないでー！」
「なんでこのスタンプ？って思ったでしょ！実は間違えました…！よかったら受け取ってください！」

パターン２：上司や先輩など目上の方の場合

間違えて送った相手が上司や先輩だった場合、最も焦るパターンかもしれません。
この場合は、何よりもまず、丁寧な言葉遣いで誠実に謝罪することが重要です。

友人にするようなフランクな対応は避け、ビジネスマナーを意識しましょう。
ポイントは、「操作を誤ってしまった」という事実と、「お騒がせして申し訳ない」という謝罪の気持ちを簡潔に伝えることです。

長々と説明すると言い訳がましく聞こえてしまう可能性があるので、シンプルにまとめるのが得策です。

【例文】
「〇〇部長、大変申し訳ございません。先ほど、私の操作ミスで〇〇部長にスタンプが送られてしまいました。」
「本来は別の方へ送る予定のものでした。お騒がせしてしまい、誠に申し訳ありません。」
「もしご迷惑でなければ、そのままお使いいただけますと幸いです。今後、このようなことがないよう注意いたします。」

パターン３：あまり親しくない相手の場合

普段あまり連絡を取らない同僚や知人など、親しいとは言えない相手に間違えて送ってしまった場合も悩ましいものです。
相手を困惑させないように、そして余計な気を使わせないように配慮することが大切になります。

この場合も、丁寧な言葉で簡潔に事実と謝罪を伝えるのが良いでしょう。
相手との関係性を考え、あまり踏み込んだり、馴れ馴れしい表現になったりしないように注意が必要です。

「手違いであった」ということが伝われば、相手もきっと理解してくれます。

【例文】
「突然のご連絡失礼いたします。先ほど、手違いでスタンプをプレゼントしてしまったようです。大変失礼いたしました。」
「お騒がせしてしまい申し訳ありません。どうかお気になさらないでください。」
「操作を誤ってしまいました。驚かせてしまい、申し訳ありません。」

LINEスタンププレゼントに関する「よくある質問」

プレゼント履歴そのものは削除できる？

一度プレゼントした、あるいはもらったスタンプの履歴は、残念ながらユーザー側で削除することはできません。

LINEの「設定」から「スタンプ」へ進むと、「プレゼントボックス」や「もらったプレゼント」の項目があり、ここから履歴を確認できます。

しかし、この一覧から特定の履歴だけを選んで消去する機能は、現在のところ提供されていません。
購入やプレゼントの記録は、LINEのサーバー上で管理されているためです。
そのため、間違えて送ってしまった履歴も残り続けることになります。

ただ、時間が経って新しいプレゼントのやり取りが増えれば、古い履歴は自然とリストの下の方へと埋もれていき、目立たなくはなります。

スタンプ以外のプレゼント（絵文字・着せかえ）も同じ対応？

はい、その通りです。
LINEでプレゼントできるのはスタンプだけではありませんが、絵文字や着せかえを間違えてプレゼントしてしまった場合も、対応方法はスタンプと全く同じです。

LINEのプレゼント機能に関するルールや仕様は、アイテムの種類に関わらず統一されています。
したがって、送信が完了してしまった絵文字や着せかえは、原則としてキャンセルや返金はできません。

また、相手がすでに同じアイテムを持っていた場合には、スタンプと同様に自動でコインが返還される仕組みになっています。

どのアイテムをプレゼントする場合でも、購入確定前の最終確認が非常に重要であることに変わりはありません。

ブロックされている相手にプレゼントできる？

結論から言うと、あなたがブロックされている相手に対して、スタンプなどをプレゼントすることはできません。

LINEのブロック機能は、メッセージの送受信だけでなく、通話やタイムラインの閲覧など、相手とのあらゆるコミュニケーションを遮断するものです。

プレゼント機能もその例外ではありません。
もしブロックされている相手にプレゼントをしようと試みると、友だち選択画面で相手を選ぶことはできますが、最終的な購入ボタンを押した段階でエラーが表示されます。

「相手にブロックされているためプレゼントできません」といった趣旨のメッセージが現れ、購入プロセスは中断されます。
そのため、コインが消費されてしまう心配はありません。

プレゼントした直後に友だち削除やブロックをしたらどうなる？

これは少し特殊なケースですが、プレゼントを送信した直後に、あなたが相手を友だちから削除したり、ブロックしたりした場合はどうなるのでしょうか。

この場合、プレゼントの送信処理がブロックや削除よりも先に完了していれば、相手は問題なくプレゼントを受け取ることができます。

なぜなら、プレゼントの送信が確定した時点で、相手のLINEアカウントにある「プレゼントボックス」にアイテムが届けられる処理が完了しているからです。

その後であなたが相手との関係を遮断する操作を行っても、すでに行われたプレゼントの送信という行為そのものには影響を及ぼしません。

相手はあなたからブロックされていることに気づくかもしれませんが、プレゼントは手元に残る、ということになります。

そもそもプレゼントする時のマナーって？

LINEスタンプのプレゼントは手軽なコミュニケーションツールですが、相手への配慮を忘れないようにしたいものです。

まず大切なのは、相手の好みを考えることです。
自分が良いと思っても、相手の好きなキャラクターやテイストと違うと、使ってもらえないかもしれません。

また、あまりに奇抜なデザインや、いわゆる「ネタ系」のスタンプは、親しい間柄でないと相手を困惑させてしまう可能性があります。

プレゼントを贈る際には、「よかったら使ってね」といった一言を添えると、より丁寧な印象を与えられます。

逆に、何もメッセージがないと、今回のテーマのように「間違えたのかな？」と相手を不安にさせてしまうかもしれません。
相手の状況を考え、思いやりのあるプレゼントを心がけたいですね。

まとめ：焦らず状況を確認し、適切に対応しよう

今回は、LINEスタンプを間違えてプレゼントしてしまった時の対処法について、状況別に詳しく解説しました。
最後に重要なポイントを振り返ってみましょう。

まず、プレゼントの送信が完了してしまった後は、原則としてキャンセルや返金はできない、と覚えておくことが大切です。
ミスを防ぐには、購入確定前の最終確認画面でのチェックが何よりも重要になります。

もし間違えて送ってしまった場合は、パニックになる必要はありません。
相手がすでに持っていればコインは自動で戻ってきますし、そうでなくても、一番大切なのはその後のフォローです。
相手との関係性に合わせて、誠実かつ丁寧な言葉で事情を説明すれば、きっと相手も理解してくれるはずです。

この記事で紹介した例文なども参考にしながら、気まずい空気を解消し、良好な関係を保ちましょう。
万が一の事態が起きても、この記事を思い出して冷静に対処してくださいね。