炊飯器にケーキモードがなくてもOK!IHの普通炊飯で作る簡単ケーキレシピ5選。失敗しない方法も解説

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炊飯器にケーキモードがなくてもOK!IHの普通炊飯で作る簡単ケーキレシピ5選。失敗しない方法も解説

お家の炊飯器に「ケーキモード」がついていないからと、ケーキ作りを諦めていませんか。
また、オーブンがないから手作りスイーツは難しいと感じている方もいるかもしれません。

実は、特別な機能がなくても、いつもの「普通炊飯」モードを使うだけで、驚くほどしっとり美味しいケーキが簡単に作れるのです。
材料を混ぜて内釜に入れ、スイッチを押すだけの手軽さで、ふっくらとした本格的なスイーツが楽しめます。

この記事では、ケーキモード非搭載の炊飯器、特に均一に熱が通りやすく失敗しにくいIH炊飯器を使ったケーキ作りの基本から、具体的なアレンジレシピ5選、そして生焼けなどを防ぐための重要な注意点まで、丁寧に解説していきます。

ホットケーキミックスを使ったシンプルなレシピから紹介するので、お菓子作り初心者の方でも大丈夫です。
この記事を読めば、あなたもきっと炊飯器ケーキ作りに挑戦してみたくなるはずです。

目次

ケーキモード非搭載の炊飯器でケーキを作る基本の方法

IH炊飯器の特徴とケーキ作りのポイント

前述の通り、IH炊飯器はケーキ作りに適した特徴を持っています。
その均一な加熱性能を最大限に活かすためのポイントがいくつかあります。

まず、ケーキ作りを始める前に、内釜にバターや油を薄く塗っておくことが重要です。
これをすることで、焼きあがったケーキが釜にこびりつくのを防ぎ、スムーズに取り出すことができます
特に、砂糖を多く使った生地は焦げ付きやすいので、このひと手間が成功の鍵を握ります。

次に、生地の量です。
炊飯器の容量(5.5合炊きなど)に対して生地の量が多すぎると、中まで火が通らず生焼けの原因になります。
逆に少なすぎてもうまく膨らまない場合がありますから、レシピで推奨されている炊飯器のサイズを確認するのがおすすめです。

これらのポイントを押さえるだけで、IH炊飯器の魅力を引き出し、美味しいケーキが作れます。

基本の調理!ホットケーキミックスを使った簡単レシピ

炊飯器ケーキを初めて試す方に、まずおすすめしたいのがホットケーキミックスを使ったレシピです。
これを使えば、粉をふるったり、膨らし粉の量を計ったりする必要がなく、誰でも手軽に失敗なく作ることができます。

基本の材料は、ホットケーキミックス、卵、牛乳だけです。
ボウルにこれらの材料を入れ、泡だて器で粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。

あとは、内釜に油(分量外)を薄く塗り、生地を流し込んで「普通炊飯」のスイッチを押すだけです。
このシンプルな調理法でも、驚くほどふっくらとしたスポンジケーキのような仕上がりになります。

この基本のレシピをマスターすれば、チョコレートやバナナなどを加えてアレンジするのも簡単です。
初心者の方は、まずこの方法で炊飯器ケーキ作りの手軽さと楽しさを体験してみてください。

ケーキ作りの基本的な材料と準備のコツ

ホットケーキミックスを使わずに本格的なケーキ作りに挑戦する場合、いくつかの基本的な材料と準備のコツがあります。
主な材料は、薄力粉、砂糖、卵、そしてバターや油です。
これらのシンプルな材料で、様々なケーキを作ることが可能です。

仕上がりを良くするための準備のコツとして、まず卵とバターは調理を始める前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておくことがポイントです。
冷たいままだと生地がうまく混ざらず、分離の原因になることがあります。

また、薄力粉などの粉類は、泡だて器で混ぜる前にふるいにかけておくと、ダマがなくなり、よりふんわりとした食感になります。

そして、炊飯器でケーキを焼く場合、内釜にバターか油を塗っておくひと手間を忘れないようにしましょう。
これらの基本的な準備を丁寧に行うことが、美味しいケーキへの近道となります。

【材料別に紹介】炊飯器で作れる!簡単アレンジケーキレシピ5選

1. 濃厚ガトーショコラ風ケーキ

チョコレート好きにはたまらない、濃厚なガトーショコラ風ケーキも炊飯器で手軽に作れます。
このレシピの魅力は、材料を混ぜて炊飯するだけで、本格的な味わいのスイーツが楽しめる点です。

主な材料は、板チョコレート、卵、砂糖、そして少量加える牛乳やバターです。

作り方は、まず耐熱ボウルに割ったチョコレートとバターを入れ、湯せんなどで滑らかに溶かします。

別のボウルで卵と砂糖をよく混ぜ合わせ、そこに溶かしたチョコレートを加えて混ぜ、最後に内釜に流し込んで炊飯するだけです。

炊きあがりは、しっとりとしていて非常に濃厚な風味。
お好みで粉砂糖を振りかけたり、ホイップしたクリームを添えたりすると、より一層美味しくいただけます。
オーブンがなくても、リッチなチョコレートスイーツを堪能できる、おすすめのアレンジです。

2. しっとり美味しい!ヨーグルトとりんごのケーキ

さっぱりとした味わいが好みの方には、ヨーグルトとりんごを使ったケーキがおすすめです。
このケーキの特徴は、ヨーグルトを加えることで生地が驚くほどしっとり、ふっくらと仕上がることです。
ホットケーキミックスをベースにすれば、さらに簡単に作れます。

材料は、ホットケーキミックス、卵、砂糖、そして無糖ヨーグルトとスライスしたりんごです。

まず、りんご以外の材料をボウルでよく混ぜ合わせ、なめらかな生地を作ります。
油を塗った内釜の底に、薄くスライスしたりんごをきれいに並べ、その上から生地をそっと流し込みます。
あとは普通炊飯モードで炊くだけ。

炊きあがって釜を逆さにすると、りんごの断面が美しいケーキが現れます。
りんごの甘酸っぱい風味と、ヨーグルトのさわやかな酸味が絶妙にマッチした、食感も楽しい一品です。

3. 材料3つ!とろけるチーズケーキ

「ケーキ作りは材料が多くて大変そう」と感じる方に、ぜひ試していただきたいのが、材料3つだけで作れる、とろける食感のチーズケーキです。

用意するものは、クリームチーズ、卵、砂糖のたった3種類。
このシンプルさでありながら、お店のスイーツのような本格的な味わいが楽しめるのが最大の魅力です。
作り方も非常に簡単。

まず、常温に戻して柔らかくしたクリームチーズをボウルに入れ、なめらかになるまで混ぜます。
そこに砂糖、溶き卵の順に加え、その都度よく混ぜ合わせるだけです。
あとは油を塗った内釜に生地を流し込み、普通炊飯で炊き上げます。

炊飯後は粗熱を取り、冷蔵庫でしっかりと冷やすのが美味しくいただくコツです。
初心者の方でも成功しやすく、手軽に作れるのに、その美味しさにはきっと驚くはずです。

4. ヘルシー豆腐バナナケーキ

甘いものが食べたいけれど、少しでもヘルシーに済ませたい、という方におすすめなのが、豆腐とバナナを使ったケーキです。
このレシピでは、バターや油の量を少なくするか、あるいは全く使わずに作ることができます。
その理由は、豆腐が生地に水分としっとり感を与え、完熟したバナナが自然な甘みと風味を加えてくれるからです。

主な材料は、ホットケーキミックス、絹ごし豆腐、そしてよく熟したバナナです。

まずボウルに豆腐を入れて泡だて器で滑らかになるまで崩し、そこに潰したバナナと卵を加えて混ぜ合わせます。
最後にホットケーキミックスを加えてさっくりと混ぜ、炊飯器で炊くだけです。

豆腐の味はほとんど感じられず、バナナの優しい甘さが口いっぱいに広がります。
ふんわり、しっとりとした食感で、お子様のおやつにもぴったりの一品です。

5. 本格的な味わい!チョコレートブラウニー

濃厚なチョコレートの味わいを、より本格的に楽しみたいならチョコレートブラウニー作りもおすすめです。
ガトーショコラがしっとりとした食感なのに対し、ブラウニーはよりずっしりとした食感が特徴です。

材料は、チョコレート、バター、卵、砂糖、薄力粉が基本ですが、くるみアーモンドといったナッツ類を加えると、食感のアクセントになり、風味が格段にアップします。

作り方はガトーショコラと似ており、溶かしたチョコレートとバターに他の材料を混ぜ合わせていくだけです。
生地を内釜に流し込んだ後、お好みで砕いたナッツを上に散らしてから炊飯すると、見た目も華やかになります。

炊飯器で手軽に作れるのに、まるで専門店のような本格的な味わいが楽しめるため、おもてなしのスイーツとしても喜ばれること間違いなしです。

【生焼け・失敗を防ぐ】炊飯器ケーキ作り3つの注意点

ポイント1:生地の量と材料の混ぜ方で仕上がりが変わる

炊飯器ケーキ作りでよくある失敗が「生焼け」です。
その主な原因の一つが、生地の量にあります。

内釜の容量に対して生地が多すぎると、中心部まで熱が十分に伝わらず、生焼けになってしまいます。
目安として、生地を流し込んだ時に内釜の6分目から7分目程度に収まる量に調整することが成功のポイントです。

また、材料の混ぜ方一つで仕上がりの食感が大きく変わることも覚えておきましょう。
例えば、スポンジケーキのようなふんわりとした食感を目指すなら、卵をしっかり泡立て、薄力粉などの粉類を加えた後は、ゴムベラでさっくりと切るように混ぜることがコツです。

逆に、チーズケーキやガトーショコラのような、しっとりどっしりしたケーキの場合は、泡立てすぎずに、なめらかになるまで混ぜ合わせるのが基本です。

ポイント2:基本は「普通炊飯」でOK!生焼けの場合の追加加熱方法

炊飯器でケーキを焼く場合、どの炊飯モードを選べばよいか迷うかもしれません。
基本的には「普通炊飯」モードを選ぶのが最も失敗が少なくおすすめです。

「早炊き」モードは、加熱時間が短いため、中まで火が通らずに生焼けになる可能性が高くなります。
「おかゆ」モードなども加熱の仕方が異なるため、ケーキ作りには適していません。
炊きあがった後、ケーキの中心部に竹串などを刺して焼き加減をチェックしましょう。

もし、生の生地が竹串についてくるようなら、生焼けの状態です。
その場合は、慌てずにもう一度「普通炊飯」か「早炊き」のスイッチを入れ、追加で10分から15分ほど加熱してみてください。

なお、炊飯後の「保温」機能は温度が低いため、追加加熱には使えないので注意が必要です。

ポイント3:炊飯器の機能や機種(3合・5合炊きなど)によって注意すべき場合

炊飯器ケーキの仕上がりは、お使いの炊飯器の機能や機種によって微妙に変わることがあります。
例えば、象印やタイガーといったメーカーの異なるモデルでは、同じ「普通炊飯」でも加熱のプログラムに特徴がある場合があります。

特に、高火力な圧力IH炊飯器の場合、レシピに記載された時間通りに炊飯すると、底が少し焦げやすくなることも考えられます

また、炊飯器の大きさ、例えば3合炊きと5.5合炊きでは、同じ量の生地を入れても火の通り方が異なります。
小さい釜の方が早く熱が伝わりやすい傾向があります。

初めて作るレシピの場合は、まず記載通りに試してみて、ご自身の炊飯器の癖を掴むことが大切です。
もし取扱説明書にパンやケーキの調理に関する注意書きがあれば、一度目を通しておくと、より失敗を減らすことができるでしょう。

炊飯器ケーキ作りのよくある質問

炊きあがったケーキが取り出せない場合はどうすればいい?

炊きあがったケーキが内釜からうまく取り出せない場合、いくつかの原因が考えられます。
一つは、事前の油やバターの塗りが不十分だったケースです。
もう一つは、炊きあがり直後の熱い状態で無理に取り出そうとしているケースです。

まずは、炊飯が終わった後、5分から10分ほど置き、粗熱を取ることでケーキが少し縮み、釜から離れやすくなります
それでも取り出せない場合は、内釜とケーキの間に、ゴムベラや竹串などをそっと差し込み、ぐるりと一周させてみてください。
こうすることで、側面のくっつきが剥がれて取り出しやすくなります。

内釜を傷つけないよう、金属製のヘラなどを使うのは避けるのが賢明です。
次回からは、バターや油を少し多めに、底だけでなく側面まで丁寧に塗ることを心がけましょう。

焼き加減の確認方法は?竹串がない場合の代用

ケーキの焼き加減を確認する最も確実な方法は、竹串を使うことです。
炊きあがったケーキの一番厚みのある中央部分に竹串を深く刺し、ゆっくりと引き抜きます。

このとき、ドロッとした生の生地がついてこなければ、中までしっかり焼けている証拠です。
もし竹串がご家庭にない場合でも、代用できるものはいくつかあります。

例えば、つまようじや、スパゲッティの乾麺、細いお箸の先などでもチェックが可能です。
いずれのものを代用する場合でも、清潔なものを使用し、火傷に注意しながらケーキの中心部を刺して確認するという基本は同じです。

表面に焼き色がついていても、中が生焼けということはよくありますから、この確認作業は省略しないようにしましょう。

甘さ控えめなど、レシピのアレンジは可能?

はい、炊飯器ケーキのレシピも、ご自身の好みに合わせてアレンジすることが可能です。
例えば、レシピに記載されている砂糖の量を減らして、甘さ控えめに作ることもできます。
ただし、注意したい点もあります。

お菓子作りにおける砂糖は、単に甘みを加えるだけでなく、生地のしっとりとした食感を保ったり、きれいな焼き色をつけたりする重要な役割も担っています。

そのため、砂糖の量を大幅に減らすと、仕上がりがパサついたり、風味が落ちたりする場合があります。
アレンジを試す際は、まずは元のレシピから砂糖を1割から2割程度減らすところから始めてみるのがおすすめです。

慣れてきたら、ココアパウダーを加えたり、フルーツを変えてみたりと、様々なアレンジを楽しんで、自分だけのオリジナル炊飯器ケーキを見つけるのも、大きな魅力の一つです。

まとめ

今回は、炊飯器にケーキモードがなくても美味しいケーキを作る方法について、レシピや失敗しないための注意点を交えて解説しました。
この記事の重要なポイントを最後におさらいしましょう。

まず、炊飯器は「密閉して均一に加熱する」という基本機能があるため、ケーキモード非搭載の機種でも十分にケーキ作りが可能です

特に、釜全体が発熱するIH炊飯器は焼きムラが少なく、オーブンのようにふっくらと仕上がるためおすすめです。
調理の際は、特別な設定は不要で「普通炊飯」モードを使うのが基本となります。

初心者の方は、材料が少なく簡単なホットケーキミックスを使ったレシピから試してみると、手軽に成功体験が得られるでしょう。

生焼けを防ぐには、生地の量を内釜の7分目以下に抑えること、そして炊きあがり後に竹串で中をしっかりチェックすることが大切です。

もし生焼けだった場合は、再度炊飯スイッチを入れて追加加熱すれば問題ありません。
材料の準備や内釜に油を塗るといった、ちょっとしたコツを押さえるだけで、失敗はぐっと減ります。
ぜひ、この記事を参考に、手軽で美味しい炊飯器ケーキ作りを楽しんでみてください。

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