たこ焼きを中心とする「タコパ」は、手軽で楽しく、親睦を深めるのに最高のイベントですよね。ただ、いざ自分が主催する側となったり、持ち寄りで参加するとなったりしたときに、「たこ焼きだけだと流石に飽きちゃうかな…」「かといって、生地も作って他の料理も作るのはしんどい!」と悩んだことはありませんか?
筆者自身、何度も自宅でタコパを主催してきましたが、初期の頃は「唐揚げ揚げなきゃ」「マリネも作らなきゃ」と一人でキッチンにこもりきりになり、全くみんなと楽しめなかったという苦い経験があります。逆に、たこ焼き一本勝負にしたら、後半の空気が「もう粉もんはお腹いっぱい…」と重くなってしまったことも。
そこで本記事では、過去の失敗を教訓にたどり着いた【賢く手を抜いて、ホストもゲストも最高に楽しいタコパ】を実現するための、最強のサイドメニュー選びをご提案します。この記事を読めば、もうメニュー選びに迷うことはありません。「火を使わないさっぱり系」「お腹にたまるがっつり系」「持ち寄りで褒められる映えメニュー」「たこ焼き器のアレンジ」まで、シーン別に徹底網羅しました。ぜひこの記事を片手に、失敗知らずのタコパ準備を進めてみてください!
タコパを10倍楽しむ!失敗しないサイドメニューの選び方

タコパを盛り上げるためになぜサイドメニューが必要なのか、そして「失敗しない選び方のコツ」について解説します。
結論から言うと、サイドメニューの役割は「味覚のリセット」と「待ち時間の確保」、そして「栄養とボリュームの補完」の3つです。
- 味覚のリセット:ソース味に疲れた舌を休ませる
- 待ち時間の確保:1回目のたこ焼きが焼き上がるまでの場つなぎ
- 栄養とボリュームの補完:炭水化物に偏りがちな食卓に野菜やタンパク質をプラス
Okirakuたこ焼きって、焼けるまでに意外と時間がかかるから、初っ端の空腹を満たす「すぐつまめるもの」は必須なんだよね!
では、具体的にどのように選べばいいのでしょうか?主催者も参加者も無理なく楽しむための選び方のコツは、以下の3点です。
生地作りや材料のカットで忙しいため、加熱不要・切るだけ・和えるだけ、またはレンジやトースターでお任せできるものを中心に選びます。
参加者の年齢や性別に合わせて、箸休め用の野菜メニュー(さっぱり)と、お腹にたまるメニュー(がっつり)を1〜2品ずつ組み合わせます。
ゲストとして持ち寄る場合は、王道の唐揚げなどはホストが用意している可能性が高いため、少しひねったメニューやデザート系を選ぶと喜ばれます。
つまり、無理に一から全てを手作りする必要はなく、「手間ゼロのさっぱり系」と「市販品を活用したがっつり系」をパズルのように組み合わせるのが、賢いタコパの正解なのです。
【超時短・火を使わない】すぐ出せる!さっぱり系サイドメニュー


まずは、乾杯と同時にサッと出せる、超時短のさっぱり系メニューを3つ紹介します。これらは、こってりとしたたこ焼きソースの素晴らしい箸休めになります。
たたききゅうりの塩昆布和え(切って和えるだけ)
とにかく急いで一品出したい時の最強のカードが「たたききゅうりの塩昆布和え」です。
包丁すら使わず、ビニール袋一つで完結するため、洗い物が一切出ません。また、塩昆布の旨味とごま油の風味が食欲をそそり、たこ焼きの味を一瞬でリセットしてくれるからです。
作り方は超簡単。洗ったきゅうり(2本)を麺棒などで叩いて手で割り、清潔なビニール袋に入れます。そこに塩昆布(大さじ2)とごま油(大さじ1)を加えてモミモミするだけ。タコパが始まる10分前に作って冷蔵庫に入れておけば、味がしみてパーフェクトな状態になります。筆者の友人宅でも「とりあえずこれ出しとくね!」の定番です。



少しパンチが欲しい時は、ここにチューブのおろしにんにくを少し足すのもおすすめだよ!
洗い物ゼロで瞬時に出せるこの一品は、ホストの強い味方です。
さっぱりトマトとモッツァレラのカプレーゼ(切って並べるだけ)
食卓の彩りを劇的にアップさせたいなら「カプレーゼ」が断然おすすめです。
タコパは全体的に「茶色い食卓」になりがちです。トマトの赤とモッツァレラチーズの白、バジルの緑が加わることで、一気におしゃれでSNS映えする空間に変わるからです。
スライスしたトマトとモッツァレラチーズを交互にお皿に並べ、市販のバジルソースや、オリーブオイル+塩胡椒を回しかけるだけ。もし生のバジルがあれば、散らすだけで高級レストランのような仕上がりに。「えっ、なんか今日オシャレじゃない?」とゲストがスマホを構えること間違いなしです。
「切って並べるだけ」の手軽さで、茶色い食卓を一撃で華やかにできるカプレーゼは、女子会タコパの必須アイテムと言えます。
やみつき!もやしと豆苗の電子レンジナムル(レンジで完結)
節約&ボリュームアップを兼ね備えるなら、電子レンジで作れるナムルが最適です。
もやしと豆苗はどちらも通年で安価に手に入る優等生。コンロでお湯を沸かす必要もなく、電子レンジの加熱だけでシャキシャキの歯ごたえが残る美味しいナムルが無限に作れるからです。
耐熱ボウルにもやし(1袋)と、根元を切り落として半分に切った豆苗(1パック)を入れ、ふんわりラップをして600Wのレンジで3分加熱。水気をしっかり絞ったら、鶏ガラスープの素(小さじ1)、ごま油(大さじ1)、すりおろしにんにく(少々)、白ごまを和えれば完成です。温かいままでも、冷やして食べても美味しい万能選手です。
コンロを一切汚さずに作れるこのナムルは、お財布にも優しく、食物繊維もしっかり取れる一石二鳥のメニューです。
【子供も大人も大満足】お腹にたまる!がっつり系サイドメニュー


続いて、食べ盛りの子供や若手、男性陣が多いタコパで必須となる「がっつり系」メニューを紹介します。ここでの鉄則は「市販品や家電をフル活用して、絶対に無理をしないこと」です。
定番フライドポテト&唐揚げ(冷凍品・お惣菜の賢い活用法を提案)
タコパのがっつり系は、「冷凍品」と「スーパーのお惣菜」に全力で甘えましょう!手作りする必要はありません。
たこ焼きの準備(キャベツの微塵切り、タコのカット、生地作り等)だけでホストのHP(体力)は削られています。そこで油を使ったり粉をまぶしたりして揚げ物を作ると、部屋中に油の匂いが充満し、疲労感がピークに達してしまうからです。
スーパーのお惣菜コーナーで大きめの唐揚げを買ってくるか、冷凍のフライドポテトをトースター(または多めの油で揚げ焼き)でカリッと仕上げれば十分です。手抜き感をなくすための魔法のアレンジが「ディップソース」です。ケチャップだけでなく、以下のソースを小鉢で添えるだけで一気にパーティー感が出ます。
- 明太マヨ(明太子+マヨネーズ):たこ焼きにも合う!
- オーロラソース(ケチャップ+マヨネーズ):子供が大好き。
- スイートチリソース:大人向け、アジアンテイストに。



「このソース色んな味があって迷うね!」と盛り上がり、買ってきたお惣菜だという事実は誰も気にしなくなります(笑)
がっつり系メインディッシュは市販品を賢く活用し、ソースのバリエーションで「特別感」を演出するのがホストの余裕を生む最大の秘訣です。
子供が喜ぶ!ウインナーとブロッコリーのチーズ焼き(トースター任せ)
子供ウケ抜群で、かつ放置状態で作れるのが「ウインナーとブロッコリーのチーズ焼き」です。
子供が大好きな食材の組み合わせでありながら、耐熱皿に入れてトースターに放り込むだけで完成するため、たこ焼きを焼きながらでも「ちょっとグラタン皿見てきて!」と他の人にお願いできる手軽さがあるからです。
冷凍ブロッコリーを解凍して水気を切り、斜めに切ったウインナーと一緒に耐熱皿へ。上からたっぷりのピザ用チーズと、お好みでマヨネーズを少し絞って、チーズに焦げ目がつくまで(約5〜8分)トースターで焼きます。熱々のチーズが絡んで、間違いのない美味しさです。
トースターという「第三の調理器具」を稼働させることで、コンロを塞がずにボリューム満点の一品が完成します。
冷めても美味しい!あっさり塩焼きそば(事前準備OK)
炭水化物メニューを追加するなら、ソース味を避けた「塩焼きそば」がベストアンサーです。
たこ焼きと普通のソース焼きそばでは味が丸被りしてしまい、後半戦で重たくなります。塩味にすることで味の変化が生まれ、また、焼きそばは「事前に作っておいても、冷めても比較的味が落ちにくい」というタコパ向きの強みがあるためです。
もしご家庭のホットプレートが大きく、端のスペースが空くようであれば、たこ焼きを焼いている横で同時進行で作ることも可能です。豚肉、もやし、ニラ、キャベツなどを炒め、市販の塩焼きそばソースで味付けするだけ。レモンを添えて、食べる直前に絞ると、驚くほどさっぱりと平らげることができます。
味被りを防ぐ「塩味」の選択と、事前調理が可能な焼きそばは、大食漢のゲストを満足させる頼もしい助っ人です。
【持ち寄りで褒められる】センスが光る!見栄え抜群のサイドメニュー


ここからは、自分がゲストとしてタコパに招待された際に、「何持っていけばいい?」と聞かれた時におすすめのメニューです。ポイントは「ホストが用意してなさそう」「箱を開けた時のインパクト」「持ち運びやすさ」です。
カラフル野菜のディップサラダ(グラス盛りで一気におしゃれに)
普通のサラダではなく、「スティック野菜のディップ」にすることで、一気に持ち寄り上級者になれます。
大きなボウルに入ったサラダは取り分けが面倒ですが、スティック状ならワンハンドでつまみやすく、たこ焼きを食べながらでも手が汚れないからです。また、透明なプラスチックカップに小分けにして持参すれば、見た目の可愛さ(映え)も抜群です。
きゅうり、大根、パプリカ(赤・黄)、にんじんなどを縦長のスティック状にカットし、氷水にさらしてシャキッとさせます。100円ショップで売っている透明なプラカップの底に、ディップ用ソース(明太マヨネーズや、クリームチーズとおかかを和えたもの等)を少し入れ、そこに野菜スティックを立ててラップをすれば、持ち運びも完璧な「個別盛りディップサラダ」の完成です。
取り分け不要の心配りと、カラフルな見た目は、ホストにもゲストにも感謝される最強の持ち寄り野菜メニューです。
鮮やか!サーモンとアボカドのカルパッチョ
少しリッチ感を出したいなら、海鮮を使った「サーモンとアボカドのカルパッチョ」がおすすめです。
タコパは炭水化物がメインになるため、良質なタンパク質と海鮮の旨味は非常に喜ばれます。またサーモンのオレンジ色とアボカドの緑色は補色の関係にあり、お皿に盛るだけでものすごく手が込んだ料理に見えるからです。
薄切りにしたサーモン(お刺身用)と、同じくらいの薄さにสライスしたアボカドを交互に重ねてタッパーに並べます。食べる直前に、オリーブオイル(大さじ2)、レモン汁(大さじ1)、醤油(小さじ1)、塩胡椒を混ぜた手作りドレッシングを持参した小瓶から回しかけます。「直前にソースをかける」というアクション自体が、ちょっとしたパフォーマンスになります。



レモン汁を使うことで、アボカドが変色(黒ずむ)のを防ぐ効果もあるから長時間のタコパにぴったり!
見た目の豪華さと、さっぱりとした海鮮の風味は、特別感を演出したい持ち寄りに最適解と言えます。
フルーツたっぷり!サイダーゼリー(さっぱりデザート)
デザートを持参するなら、ケーキなどの重たいものではなく、喉越しの良い「フルーツサイダーゼリー」が勝利の鍵です。
たこ焼きでお腹がいっぱいになっている食後には、生クリームたっぷりの洋菓子は重すぎます。冷たくてツルンと入るゼリーは別腹として100%歓迎され、タッパーで作れば持ち運び時に型崩れする心配も皆無だからです。
大きめのタッパー(またはお好きな型)に、缶詰のフルーツ(みかんやパイナップルなど)や一口大に切ったキウイ、イチゴを敷き詰めます。そこに、粉ゼラチンを表記通りのお湯で溶かし、常温のサイダー(少し炭酸が抜けても気にしない!)を混ぜ合わせたゼリー液を静かに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固めます。サイダーのほのかな甘味とシュワシュワ感が残る、至福のデザートです。
粉もんの後の重たい胃袋を癒す爽やかなゼリーは、タコパを完璧な形で締めくくる「気の利いた手土産」の代表格です。
【番外編】たこ焼き器をフル活用!無限に楽しめるアレンジレシピ


最後に、タコパの後半戦。「たこ焼きの生地が少し余った」「具材が尽きた」「そろそろ味変したい!」というシチュエーションで、たこ焼き器そのものをエンタメ調理器具として使い倒すアレンジレシピをご紹介します。
キノコとシーフードの簡単アヒージョ
大人のタコパでお酒が進んできたら、たこ焼き器の穴を使って「アヒージョ」を作りましょう。
わざわざ小鍋を用意する必要がなく、たこ焼き器のくぼみがアヒージョのオイルを熱するのに完璧なサイズだからです。余ったタコやエビ、ウインナーの消費にも役立ちます。
たこ焼き器の穴の半分くらいまでオリーブオイルを注ぎ、刻んだにんにくと少量の塩(またはアンチョビペースト)を入れます。グツグツしてきたら、マッシュルーム、ミニトマト、余ったタコやウインナーを投入。バゲットを用意してオイルに浸せば、おしゃれなスペインバルに早変わり。ホストも座ったまま、飲みながら楽しめます。
アヒージョをする際の注意点
水分が多い具材(特に冷凍シーフードミックスの解凍が不十分な場合)を入れると、オリーブオイルが激しく跳ねて火傷の原因になります。必ずキッチンペーパーで具材の水分をしっかり拭き取ってから投入してください。
余った具材の救済とお酒のおつまみ化を同時に叶えるアヒージョは、タコパ後半の最強アレンジです。
コロコロ可愛い!ひとくちオムライス&焼きおにぎり
子供向け、あるいはシメのご飯ものとして楽しいのが、たこ焼き器で作る「コロコロご飯系」です。
クルクル回す楽しさはたこ焼きそのままに、味が劇的に変わるため、飽きていた子供たちが再び戦力として復活するからです。
【ひとくちオムライス】
ケチャップライスを一口大に丸めておきます。たこ焼き器の穴に溶き卵を半分弱流し込み、固まり始めたら丸めたケチャップライスを乗せ、くるっとひっくり返して卵で包めば完成。
【ひとくち焼きおにぎり】
白ご飯を小さく丸めて胡麻油を引いた穴に入れ、両面がカリッとするまで焼きます。最後に刷毛で少し醤油やめんつゆを塗って焦がせば、香ばしい匂いが食欲をそそります。
作るプロセス自体がエンターテイメントになるご飯系アレンジは、お腹も心も満たしてくれます。
ホットケーキミックスで!ベビーカステラ風スイーツ
締めのデザートは、ホットケーキミックス(HM)を使ったベビーカステラで決まりです。
たこ焼きプレートをキッチンペーパーでサッと拭くだけで、そのままスイーツ作りに移行できるため、片付けの手間が減るからです。
市販のホットケーキミックスをパッケージの通りに作り(少し牛乳を多めにしてゆるくするのがコツ)、油(またはバター)を引いた穴に流し込みます。具材として、チョコチップ、マシュマロ、チーズ、あんこなどを入れ、竹串でクルクル回せば、屋台のようにおいしいベビーカステラが完成。焼きたての香りに、みんなの手が止まりません。
同じ機材を使い回して完結するベビーカステラ風スイーツは、後片付けを見据えた究極のデザートアレンジです。
まとめ:賢く手を抜いて、ホストもゲストも最高に楽しいタコパを!
いかがでしたでしょうか。この記事では、タコパを劇的にブラッシュアップさせる最強のサイドメニュー選びについて解説しました。
最後にもう一度、成功の秘訣をまとめます。
・火を使わない時短メニュー(たたききゅうりやナムル)で味覚をリセットする。
・がっつり系(揚げ物)は冷凍品やお惣菜に頼り、ディップソースで特別感を出す。
・持ち寄りは見栄え(グラスサラダ等)と重たくないもの(ゼリー)を選ぶ。
・後半戦はたこ焼き器を遊び尽くす(アヒージョやベビーカステラ)。
すべてを手作りする必要は全くありません。市販品や便利グッズに存分に頼ることで、主催者も一緒に座って笑い合える余裕が生まれます。それこそが、一番美味しい「タコパのスパイス」です。
ぜひ今回の記事から、「さっぱり系を1品」「がっつり系のお惣菜を1品」ピックアップして、今すぐスーパーの買い物メモに追加してみてください。次のタコパが、今までで一番ラクで、一番「センスいいね!」と褒められる最高の一日になること間違いなしです!
